娘のピアノ、そして「挑戦する権利」について

私の娘は学校の支援級に通っています。ピアノが好きで、熱心に練習しています。

最近、学校の音楽会でピアノ演奏のオーディションがあると聞き、娘はぜひ参加したいと楽しみにしていました。ところが、オーディションに申し込むことすらできませんでした。

娘のピアノの実力は十分です。レッスンを続けており、同年代の子どもたちと同じように演奏できるレベルにあります。それなのに「支援級にいる」という理由でしょうか？機会を与えられないことに、私は強い疑問を感じました。

公平な機会とは？

どんな子どもでも、自分の努力を試す機会が与えられるべきではないでしょうか？たとえ結果として選ばれなかったとしても、「挑戦する権利」があることが、子どもの成長につながると思います。

この経験が「どうせできないからやめよう」と思うきっかけになってしまっては、あまりにも悲しいことです。そこで私は、学校に相談するべきかどうか悩んでいます。

音楽を続けるための選択肢

学校だけでなく、娘が音楽を続けられる場を探すことも大切だと感じました。幸い、ピアノを学ぶ子どもたちを支援する団体はいくつかあります。

• ヤマハ音楽振興会（音楽活動を支援）
• NPO法人音楽のチカラ（障がいのある子どもたちの音楽教育を推進）
• NPO法人音の風（音楽イベントやワークショップの開催）

これらの団体を活用すれば、娘が自分の努力を形にできる場を持ち続けることができるかもしれません。

考え続けたいこと

今回の出来事を通して、「子どもの挑戦する権利」について深く考えさせられました。学校に相談することで前向きな変化があるのか、それとも別の道を探すべきなのか。

どんな選択をしたとしても、娘にはピアノを楽しむ権利があります。彼女が音楽の世界で伸び続けられるよう、私もできることを考えていきたいと思います。

学校に相談するべきかどうか迷っています。もし話し合いをすることで状況が変わるのなら、それは娘にとって大きな前進になります。しかし、もし何も変わらなかったとしたら……娘が落胆するのではないかという不安もあります。

何よりも心配なのは、娘のモチベーションが下がってしまわないかということです。これまでずっと練習を続けてきたのに、「挑戦すらできなかった」という経験が、ピアノに対する意欲を奪ってしまうのではないか……そんな思いが頭をよぎります。せっかく楽しんでいたピアノに対して「どうせできない」と思うようになってしまったら、努力する気持ちそのものが薄れてしまうかもしれません。

それでも、ただ諦めるのは簡単ですが、「なぜこの状況になっているのか」を知ることが、今後の選択につながるのではないかとも思います。

 

皆さんなら、どうされますか？

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