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ヴェルディ (1813~1901 イタリア)歌劇王 イタリア第二の国歌をつくった

2024/04/18
 
ヴェルディ
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Giuseppe Fortunino Francesco Verdiジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ

ジュゼッペ・ヴェルディ♡イタリアオペラの巨匠

ジュゼッペ・ヴェルディは、19世紀のイタリアの作曲家であり、オペラの巨匠として知られています。彼の作品は情熱的な旋律と劇的な展開が特徴であり、彼の音楽は今日まで多くの人々に愛され続けています。このブログでは、ヴェルディの生涯と音楽に焦点を当て、彼の作品の魅力や影響について探ります。

生誕 1813年10月10日

パルマ公国 レ・ロンコーレ

死没 1901年1月27日 (87歳)

イタリア王国  ミラノ

 

webandi / Pixabay

 

 

ヴェルディの生涯と背景

ジュゼッペ・ヴェルディは1813年にイタリアのレンティーニで生まれ、幼少期から音楽の才能を示しました。彼はミラノで音楽を学び、若い頃からオペラ作曲家としてのキャリアをスタートさせました。彼の作品は、イタリアの文化や政治的な状況にも影響を受けながら、その個性を発展させていきました。

 

 

 

父カルロ・ジュゼッペ・ヴェルディと母ルイジア・ウッティーニの間に待望の跡継ぎが

うまれました。

村の教会学校に入学します。

幼いヴェルディは 読み書き、算数 みんな1番で、とても賢い子供でした。

パイプオルガンも上手に弾きました。

両親は練習用に スピネットという チェンバロに似た楽器を買い与えました。

ヴェルディは大喜びで練習し、9歳で、村の正式なオルガン奏者になります。

10歳のヴェルディは下宿をしながら上級学校で読み書きやラテン語を教わり、

そして音楽学校でフェルディナンド・プロヴェージから音楽の基礎を学びました。

 

ヴェルディは中学でも成績優秀、オルガン奏者として働き、 下宿代まで稼ぎました。

父の知り合いの裕福な商人のバレッツィの家にも通い、

公私ともに援助を受ける一方で、彼を通じて町の音楽活動にも加わるようにました。

さらなる進歩を得ようと当時の音楽の中心地ミラノへ留学を目指した。

しかしヴェルディの年齢が 高すぎたため ミラノ院学院の試験は不合格となります。

ヴェルディはここであらためて熱心に音楽を学びます。

音楽院でソルフェージュ教師を務めるラヴィーニャは、またスカラ座で作曲や演奏も担当していた。

彼はヴェルディの才能を認め、あらゆる種類の作曲を指導し、オペラをみたり、教授につれられ貴族社会にも出入りしました。

青年貴族グループの演奏会リハーサルを見に行くと、知り合った指揮者のマッシーニの代理を行ったのです。

見事な指揮ぶりと、ピアノ演奏で大成功。 正式な指揮者として迎えられました。

ヴェルディ代表作

ヴェルディの代表作は数多くありますが、特に有名なものをいくつか取り上げます。代表作には 歌劇 「椿姫」(1853年)や 歌劇「リゴレット」(1851年)、「トラヴィアータ」などがあります。これらの作品は、彼の音楽的な才能と劇的な表現力を最もよく示すものの一つです。

 

イタリア最大のオペラ作曲家ヴェルディ。

ヴェルディの作品は 祖国への愛や、人々の心に響くものでした。

イタリア・オペラの名作がたくさんあります。

劇と音楽が深く一体となるような オペラを目指し、感情の表し方、歌の魅力を主役とした

作品は イタリアで国民的作曲家として人気になりました。

ヴェルディの作品はほぼオペラです。

オペラ王とも呼ばれています。

なかでもエジプトのスエズ運河開通記念としての

「アイーダ」は豪華でスケールが大きいです。

このなかの凱旋行進曲は日本のサッカーの応援歌としても有名です。

マンゾーニはヴェルディが尊敬している詩人ですが、

亡くなったことを悲しみ作られた曲が 「レクイエム」です。

歌劇 アイーダ (1871年)

歌劇 オテロ (1886年)

 

ヴェルディ音楽の影響

ヴェルディの音楽は後世の作曲家や演奏家に大きな影響を与えました。彼の劇的な作風や感情豊かな旋律は、後のオペラ作曲家にも多大な影響を与え、その影響は現代の音楽にも色濃く残っています。

音楽の晩年と遺産

ヴェルディは晩年、イタリアの文化や政治に積極的に関与し、国民的英雄として尊敬されました。彼の晩年の作品には「オテロ」や「ファルスタッフ」などがあり、その音楽は彼の偉大な遺産を示しています。

 

 

ジュゼッペ・ヴェルディは、イタリアオペラの黄金時代を築いた作曲家の一人として、その名声を不滅のものとしました。彼の作品を通じて、彼の音楽の魅力と偉大さを堪能しましょう!

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