ジェイド(Jade)文化の宝石!!ジェイドの意味と起源 古代の秘宝
Jade 5月誕生石
忍耐、調和、飛躍
「成功と繁栄」をもたらす石。あらゆる「目標」を成功へ導く
ジェイドには ジェイダイドとネフライトの2つの種類があります。
化学組成 NaAlSi2O6およびCa2(マグネシウム、鉄)5Si8O22(OH)2 色 グリーン、白、オレンジ、黄色、ラベンダー、黒
屈折率 1.666~1.680(+ / -0.008)および1.606~1.632(+0.009、0.006)
複屈折性 通常は検出されない 比重 3.34および2.95
硬度 6.5~7および6.0~6.5
ジェイド:古代の宝石と現代の魅力
ジェイドは、その美しい色合いと文化的な意味合いで世界中で高く評価されている宝石です。古代から現代まで、ジェイドは装飾品や精神的なアイテムとして広く使用されてきました。ここでは、ジェイドに関する興味深い事実や魅力について探ってみましょう。
起源と歴史
ジェイドは古代から東アジアや中央アメリカで使用されてきました。中国では、ジェイドは5000年以上の歴史があり、王室や貴族の装飾品として特に重要視されてきました。また、古代のマヤ文明やアステカ文明でも、ジェイドは神聖な宝石として崇拝されていました。
物理的特性
ジェイドは、主にネフライトとジェダイトという2つのミネラルから成り立っています。これらのミネラルは非常に硬く、耐久性に優れています。ジェイドの色合いは、緑色から白色、灰色、黄色、紫色などさまざまです。ジェイドの美しさは、その柔らかな色合いと独特の光沢から生まれます。
文化的意味合い
ジェイドは、平和や調和、幸福や富の象徴として古代から尊ばれてきました。特に中国の文化では、ジェイドは不老長寿や精神的な安定をもたらすと信じられています。また、ジェイドは愛や幸福、健康などの願いを込めて贈り物として贈られることもあります。
現代の用途
現代では、ジェイドはジュエリーの他にも彫刻やアート作品などの装飾品としても広く使用されています。また、ヒーリングストーンとしても人気があり、ストレスや不安を軽減し、心身のバランスを整える助けとなるとされています。
ジェイドは、その美しい色合いと古代の歴史から、世界中の人々に愛されています。その文化的な意味合いと現代の用途は、ジェイドを特別な宝石として際立たせます。
翡翠に似る石
- カルセドニー、クリソプレーズ(オーストラリア翡翠とも呼ばれる)
- カルセドニーはさまざまな呼び名があり、瑪瑙(メノウ)、カーネリアン、ブラッドストーンなどの変種があります。
- これもJadeと同じような多孔質の石であり、しばしば染色されて販売されている。
- 緑に染めた場合、青味がかかって見え、「ブルージェイド」と呼ばれる場合もある。クリソプレーズは緑色のカルセドニー。
- クォーザイト、アベンチュリン(インド翡翠)
- これを染色すると、Jadeによく似た石となる。アベンチュリンはその変種で、クロム白雲母の結晶の色から緑色にみえる。quartzite、クォーツァイト
- サーペンティン (コリアンジェイド)
- Jadeに似た触感と脂肪光沢のある石であり、翡翠と同じく蛇紋岩中に含まれる。安価で、Jadeより硬度が低いため彫刻用として利用されている.
- アイドクレーズ(アメリカンジェイド、カリフォルニアンジェイド)
- ベスブ石という鉱物の一種。そのなかで緑色をしている変種をアイドクレーズという。
- ハイドログロシュラライト(アフリカ翡翠、トランスバールジェイド)
- 緑色のガーネットの一種。黒い斑点状にマグネタイトを含む場合が多い。
- マウ・シット・シット (Maw-Sit-Sit)
- ヒスイ輝石によく似た組成のユーレアイト。ミャンマーのマウ・シット・シット渓谷で産出される。黒っぽい色で宝飾品としてはあまり人気がない。
- メタジェイド
- jadeの模造石。ガラスを加熱して、ゆっくりと冷やすことで部分的に結晶化させて半透明化させたもの。
染色クンツァイト Jadeの模造品。質の悪いクンツァイトや色の悪いクンツァイトに対して、しばしば染色され旅行客相手に販売されていることがある。染色することによりロウカン質を思わせる透明感と色合に仕上がる。
1月ガーネット 2月アメシスト 3月アクアマリン、コーラル、ブラッドストーン
4月ダイヤモンド 5月エメラルド、ジェイド 6月パール、ムーンストーン
10月 オパール、トルマリン 11月 トパーズ、シトリン 12月 ターコイズ、ラピスラズリ、タンザナイト