エメラルド(Emerald)

Emerald/ベリル 5月誕生石

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幸運・幸福・夫婦愛・安定・希望
明るい未来を象徴する言葉
希望・・先見の明明晰さ・清廉
分類 ケイ酸塩鉱物 化学式 Be3Al2Si6O18
結晶系 六方晶系 劈開 なし
硬度 7.5~8 光沢 ガラス
色 エメラルド 屈折率 1.577~1.583
比重 2.6~2.8
アクアマリンと組成を同じくしてますが、クロム Cr やバナジウム V がドーパントとして混入しています。
クロム、バナジウムを含むと、グリーンのエメラルドが生まれ、鉄が含まれると、水色に、マンガンが入るとピンクです。
〇ベリル 無色〜淡青〜淡緑 – ベリリウム
〇アクアマリン (aquamarine) ブルーベリル (blue beryl)淡青 – 鉄 (Fe2+)
〇サンタマリア (santamaria) / サンタマリアアフリカーナ (santamaria africana) 青 – 鉄 (Fe2+)
アクアマリンのうち青が濃いものを、かつての産出地であったブラジルのサンタマリア鉱山にちなんでこう呼ぶことがある。
〇エメラルド (emerald) 緑〜淡緑 – クロムあるいはバナジウム
〇グリーンベリル (green beryl) / ミントベリル (mint beryl) / ライムベリル (lime beryl) 黄緑 – 鉄 (Fe2+, Fe3+)アクアマリンは2価鉄イオン(Fe2+)によるものだが、
この種は3価鉄イオン(Fe3+)と混成している。加熱処理によりアクアマリンへと変化する。
〇ヘリオドール (heliodor) / ゴールデンベリル (golden beryl) 黄色 – 鉄 (Fe3+)ギリシア語で「太陽」「太陽への捧げ物」を意味し、呈色は鉄に由来する。
3価鉄イオン(Fe3+)のみによる発色で、加熱処理によりアクアマリンへと変化する。イエローベリルとも呼ばれる。アクアマリンとともに産出する
〇モルガナイト (morganite) / ピンクベリル (pink beryl) 淡赤 – マンガン
〇レッドベリル (red beryl) / ビクスバイト (bixbite)赤 – マンガン
マシシ (maxixe)濃青(サファイアブルー) – 鉄 (Fe2+, Fe3+)
ブラジルのミナスジェライス州にあるマシシ鉱山に産したことから名付けられた。サンタマリアよりさらに濃く、紺に近い青を呈するが、紫外線による退色が著しく、ひどい場合は室内照明下においても数時間で退色する。退色した後の石の色はヘリオドールやグリーンベリルと同じである。1975年にヘリオドールやグリーンベリルにX線や中性子を照射することで、この種に酷似した濃青の石が得られることがわかった。
天然では内部に特有の傷が無数にあります。
エメラルドの歴史は古く、世界の4大宝石にも数えられている。
女王クレオパトラが最も愛したエメラルド…ほし~いっ!!
エメラルドカット インクルージョンが多く割れやすいと言われエメラルドカットが生まれました!!
テーブルの広さも好きだし、緑色が美しい形状ですね☆
1月ガーネット 2月アメシスト 3月アクアマリン、コーラル、ブラッドストーン
4月ダイヤモンド 5月エメラルド、ジェイド 6月パール、ムーンストーン
10月 オパール、トルマリン 11月 トパーズ、シトリン 12月 ターコイズ、ラピスラズリ、タンザナイト